『Grande TAKARAZUKA 110!』感想・1

月組公演感想,月組

4月14日に月組大劇場公演『Grande TAKARAZUKA 110!』(『Eternal Voice 消え残る想い』の併演のショー)を観てきました。
まだ1回しか観てないのでざっくりとした感想を残しておきます。

とにかく明るくて美しくて人がいっぱい出てて銀橋にもばんばん出てきて娘役のみの銀橋シーンもあって、とことん幸せになるショーでした。
わたしが宝塚ファンじゃなくても楽しめるショーだけど、中詰では退団者&同期の組み合わせで銀橋渡りもあった。
中村Bの心配りがすごい。安定の中村B。

中村Bのショーは「ファンの皆さんが見たいのはこういうのでしょう?」と美しいパッケージを差し出してくれるから、安心して身を委ねられる。ベテランの仕事だわ。
「中村Bはテンプレ」と言われることがあるけど、テンプレには収まらない素晴らしさがあると思う。
演出家の愛であり包容力だ。末永くいてくれ……。

今回は110期生の初舞台公演。
110期初舞台生娘役ちゃんにすごく綺麗な子がいました。
たしかロケットでは下手から4人目、パレードの階段飾りではエトワールのりんちゃんの右下にいた。

初舞台ロケットはやはり最高ですね。けっこう長くて大変だろうけど見ごたえあったわ。
「110」の形は見逃してるので、次に観られるときに確認したい。

110期ロケットを紹介するのはおだちん。
100期のおだちん、10年前は初舞台ロケットをしてたわけで。大きくなったなぁ……(と謎ポジで感慨深くなる)。

「アヴァンギャルド!」のシーンは若者のロックテイストな場面かと思いきや、ちなつがメインなので、若干のこそばゆさもあり。でも大人は大人のかっこよさがありますね。

洋物ショーだけど日本物の雪組からきたれいこちゃんに敬意を示した演出もありましたね。
狩衣姿のれいこちゃんの美しいこと。
ラストは烏帽子に裳(ではないんだろうけど)をつけて中階段を上がり、月を見るのにはかぐや姫かと。

れいこちゃんがかぐや姫だったらそりゃ5人の貴公子や帝から求婚されるのも納得です。(が、話が変わるな)

フィナーレは壮大なサヨナラショーみたいでしたね。
同時退団者が銀橋を渡りながら歌う演出もあって、泣くわ。

ちなつの銀橋で「大切な人」「辛いときも共に乗り越えた」みたいな歌詞で、本舞台センターにあましがいるのも素敵だった。泣くわ。
次期トップコンビへの引継もきれいでしたね。組内昇格の良さです。

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